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fl.a3.2021年3月23日(火)三重県議会:性暴力した教員の再免許交付をしないよう国への意見書の可決

site up 20210425日

三重県議会ではこの3月、性犯罪の教員の免許再交付をしないよう国への意見書が採択されました。


性被害は大人になってから気付くケースが多く、高校生でも小学生の頃の被害を答えられるなど、対象の期間を区切らないアンケートなど話し合われているそうです。

以下、関連記事です。東海地方の女性です。

〉修学旅行の夜、体触った教師 30年後の言い分は黒塗り
*有料記事になります。

〉小若理恵 編集委員・大久保真紀 2021年4月23日
修学旅行の夜、体触った教師 30年後の言い分は黒塗り:朝日新聞デジタル  小学6年の修学旅行。旅館の一室で、クラスの女子15人ほどが布団を並べて眠っていた。 少女がふと目を覚ますと、担任の男性教 www.asahi.com

*リンク先が期限切れの場合もあります。

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以下、本文の一部引用です。

〉教師は休み時間も職員室に戻らず、外から教室が見えないように窓を掲示物でふさいでいた。女性は言う。「絶対に従わなければならない。私たちはそう思い込まされ、誰も逆らえませんでした」

〉同窓会があった年の冬、小6のときに隣のクラスの担任だった男性(64)に会いに行った。被害を打ち明け、支援を求めた。

〉「覚えていません」
〉 男性は驚き、「小さなことにしてはいけない」と、地元の教育委員会に通報。ほかに修学旅行で胸を触られたという同級生ら2人が、教委や当時の教師との交渉に加わった。

〉そのころ、教師は定年退職後、再任用教員として、別の自治体で教壇に立っていた。勤務先を所管する教委が聞き取り調査をしたが、教師は「覚えていません」と否認。一方、自ら翌年度の更新を辞退し、18年度末で退職した。

〉教師が教委に対して何を語ったのか。女性は文書で情報開示を求めた。返ってきた文書はほぼ黒塗りだった。《これでは詳細がわからない。自分たちのことなのにどうして》。不信感が募った。

〉教師にも直接面会を求めた。教師からは「お会いしてお詫(わ)びしなければなりません」という手紙が届いたが、実際に会うと事実をはっきりとは認めず「あなたたちを傷つけたのなら申し訳なかった」と、あいまいに繰り返した。

(中略)

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〉文科省、窓をふさがない工夫求める
〉文部科学省は4月9日、児童生徒にわいせつ行為をした教員に対し「懲戒処分を行わず依願退職を許すようなことは、学校や教育委員会の信用を著しく損ねる行為であり、決してあってはならない」として、各都道府県教委に厳正な処分を求める通知を出した。

〉今回の事案は教員が定年退職後の再任用で、自ら翌年度の更新をしない選択をし、退職した。女性側の訴えを受け、調査にあたった教委の担当者は「疑いがあったとしても、警察ではないので加害者に事実を認めさせることは難しい」と苦悩する。

〉女性が小学校時代を過ごした地元の自治体では昨年度から、教員からの体罰を児童生徒に問うアンケートに「必要もないのに先生から体を触られたり、体のことについて性的な発言や行為を受けたりしたことはありますか」などとたずねる項目を設けた。こうした動きは、千葉県や静岡県、大阪市などにも広がっている。

〉学校でのハラスメント問題に詳しい名古屋大大学院の内田良准教授(教育社会学)は「体罰やいじめと同様に、学校でも性暴力やセクハラが起こりうることを子どもに自覚させるようになってきた点は評価できる」と話す。

〉その上で「性暴力は隠れた場所で行われ、被害者保護を理由になかったことにされやすい。学校でもセクハラが起きるとの前提で被害を『見える化』することで、初めて対策を立てられる」と指摘する。

(引用終わり)

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〉〉調査にあたった教委の担当者は「疑いがあったとしても、警察ではないので加害者に事実を認めさせることは難しい」と苦悩する。

このような教育委員会の姿勢では、教員・教育関係者同士のかばい合いとなって、子ども達を性暴力から、守れないと思います。

〉〉子どもに自覚させるようになってきた点は評価できる

子どもが自覚しても、言えるかどうか、また、信じてもらえるどうかは、別問題なのです。

〉〉被害者保護を理由になかったことにされやすい。

これは、性暴力根絶の活動の賛同者でさえも、聞かれます。このような被害者保護は、被害者保護にはならないです。

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三重県議会の、今年3月23日の意見書です。教師から生徒への性暴力について、免許再交付することのないよう、国に求めるものです。

https://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/000125209_00062.htm

*リンク先が期限切れの場合もあります。

以下、本文の引用です。

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(児童生徒に対するわいせつ行為により教員免許が失効した者に対する厳格な制度構築等を求める意見書

 児童生徒数が減少しているにもかかわらず、児童生徒へのわいせつ行為により懲戒処分等を受けた教員の数は高止まりしており、深刻な状況である。児童生徒へのわいせつ行為は、被害を受けた児童生徒の尊厳を著しく踏みにじり、その心身に長期に悪影響を及ぼすものであり、根絶に向けた取組を強化する必要がある。加えて、被害を受けた児童生徒の相談支援体制の充実を図ることも求められている。


 文部科学省では、児童生徒に対してわいせつ行為を行った教員を、原則として懲戒免職とするよう各教育委員会に求めている。また、令和3年2月から文部科学省が教員採用権者に提供している官報に公告された教員免許状の失効事由等の情報を検索できるツールにおいて検索可能な情報の期間を直近3年から直近40年に延長し、失効事由等がわいせつ行為による懲戒処分であった旨を官報に明記することとしている。


 しかし、現行の教育職員免許法では、免許失効から3年経過すれば教員免許の再取得が可能であり、免許の交付を拒否することができない。また、教員採用基準や懲戒処分基準は各教育委員会で異なる上、教員免許の失効に関する情報について官報への掲載漏れがあった事例も確認されており、前述の対策だけでは、わいせつ行為により教員免許が失効した者の復職防止に十分とはいえない。


 子どもたちを守ることは我々大人の責務である。長い時間を過ごす学校の場において、子どもたちの人権が侵害されるようなことがあってはならない。わいせつ行為は再犯率が高いことを踏まえ、そのような行為により教員免許が失効した者へ教員免許を再交付することのないよう、実効性のある対策を講ずる必要がある。


 よって、本県議会は、国において、教育職員免許法第5条に定める免許授与除外規定の中に「わいせつ行為により懲戒免職に処せられた者」を加える法改正を行うことや、わいせつ行為に関する懲戒処分について、地方公共団体による差異が生じないようにする取組を行うことなど、わいせつ行為により教員免許が失効した者に対する厳格な制度構築等に取り組むよう強く求める。

 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

令和3年3月23日

三重県議会議長  日沖 正信


(提出先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
文部科学大臣引用終わり)

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「わいせつ教員を、子供達の前に、教壇に再び立たせるということは、

アルコール中毒の人を前に、アルコールを置くことと同じ」

女性県議さんのお話しの通りに思います。

性被害者の活動は、冗談でも、誇張でも、大袈裟でもなく、命懸けであることを、知って欲しいです。

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