b2.全国のフラワーデモ

fl.b2. 2020年8月21日(金)❁インタビューより考えたこと

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フラワーデモ公式の松尾亜紀子さんから、Spring創設者のお一人、鎌田華乃子さんのインタビューを受けました。おしゃべりのような感じでしたが、いろいろ大事なことを考えるきっかけにもなりました。アメリカの大学院に在学中で、その研究で(日本での社会運動について)、80人もの方に聞いているそうです。そのインタビューより考えたことです。

考えたのは、①お互いが被害当事者である活動の難しさ、②女性活動家と被害当事者は同じ立場ではないこと、③精神科医療の救いようのなさが壁になること、などです。

■1.お互いが被害当事者である活動の難しさ

創設した人や活動してきた人が、特別な人達ではなく、自分と同じ被害当事者です。活動する人の繋がりを持ててきたことは、恵まれているとも、幸いとも言えるかもしれません。

抱えているトラウマは、被害や関係性によって様々です。治療を受けられている人もいれば、そうでない人もいます。

立ち上げた人に、いろいろ求められることもあります。安全安心な関係を保てる人もいれば、急に怖い態度で一方的に当たってくる人もいました。トラウマ負っているのも分かりますが、怖い人は怖いで良いし、小さくなったり遠慮や恐縮して、その受け役や聞き入れ役をする必要はないと思ってます。

自分の安全安心を最優先する必要があることは、高野山やトラウマセラピーを通して、やっとの思いで掴めたものでした。

フラワーデモだって、創設者だって命掛けだったよねと、一緒に笑って話しましたが、同じ被害当事者であることの、礼儀や気遣いはお互いに必要だと思います。

■2.女性活動家と被害当事者は同じ立場ではない

女性活動家と被害当事者と、同じである人もいるのでしょうが、基本的には違うと思っています。

被害当事者は、被害のない女性活動家のような力はないと感じます。

女性活動家は、傷付きやトラウマを、性暴力被害者程、我が身のものではないから、性暴力問題については、トラウマ理解と現状の救われなさという点から、耐え得るに限界があるのではないかと、よく思います。

日本女子大で青鞜を学びながら、そういうことが、その当時からあったことを学びを通して知りました。性暴力をテーマにしていたのは私だけでした。見守ってくれる先生や学生もいましたが、セカンドレイプの酷い先生や学生もいました。

性暴力は、女性問題、女性運動の中でも、別扱いでした。

女性活動家もまた、性暴力程ではないけど傷付きを負う人達と思います。

フラワーデモで、漸く一つになりましたが、被害当事者からの、或いは双方の歩み寄りがあったと思います。せっかく一つになったフラワーデモなので、自分も出来るところで関係性を大事に、続けてゆきたいです。

■3.精神科医療の救いようのなさが壁になる

これは、度々書いてきましたが、性暴力によるトラウマの救われようのなさ、=精神科医療の救いようのなさが、いろんな意味で壁になると思います。

性暴力によって、自分との繋がりを阻害されたり、それにより他者や周囲との繋がりを阻まれます。

自律神経系などの協働調整が心身ともに、人間関係性から阻害されてしまうそうです。向かいあうことで、脳の知識や理解とされ、それによって全身への安全安心に働き掛けが違ってきます。全身から脳への働き掛けも同じです。

自分との繋がりも、他者との繋がりも人間関係性の中で調整されています。

医療者が加害者や二次加害者であったり、ある性暴力をないとしているのは、被害者の心身への破壊的行為とも言えます。

知識や学びは、回復や人間関係性を支え育む大事な力です。医療にはその力がもっと求められています。

普段なかなかテーマに出来ないことを、書いてみました。

鎌田さんには、これからも頑張って欲しいし、自分も頑張りたいです。

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