a1.フラワーデモin三重

fl.a1. 2020年8月11日(火)❁フラワーデモみえin初・鈴鹿、伊勢、津③スピーチⅱ

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(続き)

性暴力根絶、性犯罪・刑法改正の為に、私達は、特に4つの課題を訴えています。

1つ目は、公訴時効の撤廃。被害者が司法に訴えるまで、長い時間が掛かります。私が4歳の性暴力に気付くまで、24年かかりました。

でも、現行はたった、7-10年です。子供は、性暴力が性暴力であることを、周りが教えても十分に理解出来ません。強い恐怖と羞恥心、口止めされたり、居場所が断ち切れることを恐れて、打ち明けることが出来ません。大人が子供の異変に気付くしか、助けることは出来ません。

大人であっても、性暴力被害を受けて、直ぐに訴えることは出来ません。性暴力が性暴力であったと、気持ちが整理出来るまでも、また、裁判に臨める程の十分なトラウマ回復を得るまでも、何年も掛かります。7年、10年は、苦しんでいるだけの期間で終わってしまいます。

私達は、公訴時効の撤廃を求めています。

2つ目は、性交同意年齢の引き上げです。

今は13歳以上で、成人と同じ性交同意年齢が認められています。13歳は、中学1-2年生です。それなのに、義務教育期間中は、性行為を教えてはいけないと、学校教育法で決められているという矛盾した現実です。

性教育を教えないのに、コンビニなどには、成人雑誌や少年少女のコミック誌やAVなど、性差別的・暴力的な性描写が、当たり前に目につく状態です。十分な性教育もなく、そのような情報に晒されると、現実と空想の区別が難しくなります。

13歳は、世界でも最低基準です。16歳でも早いくらいです。でもせめて義務教育までは、守られるべきです。

3つ目は、地位関係性を利用した性暴力です。

教師から小学校、中学校への生徒への、医師からの性暴力、父親から、兄から、そういった地位関係性を利用した性暴力は、フラワーデモ三重を通しても語られています。自死した方の加害者も、大学教授や医師であると思われています。遺族の方も、支える家族も、追い詰められているのです。

大人が目を背けていたら、子供は、守られません。犠牲になる子供は、もっと、幼い子供達です。私達・大人が、ちゃんと向かい合ってあげる必要があるのです。

4つ目は、暴行脅迫要件・抗拒不能要件の撤廃です。

今の刑法では、抵抗出来ない程の暴力がなければ、性犯罪と認められません。でも、抵抗出来ない程の暴力だけが暴力ではありません。被害者の安全・安心を脅かすものは、全て暴行脅迫であり、抗拒不能にさせるものです。

人間関係を断ち切られて孤立させられる、家族関係を保てなくなる、食べてゆけなくなるかもしれない、育ててもらえないかもしれない、仕事を失うかもしれない…そのような被害者の安全・安心を脅かすもの、信頼出来る人間関係の繋がりを断ち切るものは、全て暴行脅迫で、抗拒不能にさせるものなのです。

被害者の安全・安心は、同意か同意でないかのみです。人間は、生命維持の為に、安全安心を優先にします。その為にも、不同意性交等罪の創設が、必要なのです。

コロナ禍で、女性子供への性暴力が増えています。私達、女性の体は、未だに年輩の男性の議員や医師によって、ピルの使用や堕胎罪などが定められています。男性のバイアグラは半年で解禁になったのに、ピルは何年も掛かっていてしかも、未だに、年輩の男性医師が若い女性の安易な使用などと批判めいたことを言っています。でも、その若い女性、少女たちが、今、コロナ禍で、男性のフラストレーションのはけ口に、性暴力の犠牲に晒されているのです。

目を背けないで、出来ることを、小さなことから向かい合って見て下さい。そういう一人一人の積み重ねが、社会を変えてゆく力になるのです。

※フレンテみえ講座、三重大教授と北原みのりさんのお話を交えながら。加筆修正もしています。

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