a1.フラワーデモin三重

fl.e. 2020年7月31日(金)❁性犯罪・刑法改正の学習会 in 伊勢

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新婦人の会・伊勢支部のジェンダー平等部会の企画で、性犯罪・刑法改正を学ぶ場が企画されました。部会は、伊勢市の男女共同参画課の委託団体でもあるそうです。

伊勢市を中心に、志摩市からも。24名の参加です。

慣れない刑法の言葉を、交代に声に出して読み合って共有し、意見を出し合うことで、実際の裁判や刑法がどんな現状にあるか、知る機会になれたらと思いました。刑法の言葉や現状が、どんなふうに被害の実際からかけ離れているか、知るきっかけになって欲しいと思いました。

資料は、フラワーデモ盛岡・北海道のnabe3さんが作成したものを、私が三重用に編集したものを使いました。現役院生さんが、難しい性犯罪・刑法改正について、実際の裁判記事などから、よくまとめて下さいました。

資料は2部構成です。Part1が無罪判決解説で、フラワーデモのきっかけになった、福岡、静岡(2件)、愛知の4つの裁判の解説です。

起訴内容、問われた罪、判決文を引用した記事やその典拠とされた刑法、無罪判決の原因、司法の課題点として、刑法の課題・解釈の課題など、一つ一つの裁判を見てゆきました。

皆さん、日頃から問題意識を持って学ばれているせいか、漢字もスムーズに読めていました。

前半が終わっての意見の場では、

「日本国憲法に反してる!女性の人権が刑法にない!」

「父親からの性暴力は有罪で当たり前なのに、有罪にならないのはおかしい!」

「こんな裁判は、おかしい!裁判官に人権教育が必要だ!」

などの声が。私も皆さんの意見を聞きながら「なるほど」と、教えられることも多かったです。そもそもの基本的人権すら、被害者には認めらていない刑法は、本当におかしいです。

後半のPart2は、刑法の解説です。

今回の刑法改正が明治以来110年振りの改正であること、その改正点と改正されなかった主な4つの課題、その一つ一つ。また、海外の刑法との比較を、4つの課題に添って見てゆきました。4つの課題とは、性交同意年齢、公訴時効、暴行脅迫要件・抗拒不能要件、地位関係性を利用した性暴力についてです。

日本の性犯罪・刑法が、いかに遅れているか、他国との比較で、より明確になります。そして、特に立ちはだかる壁である、暴行脅迫要件・抗拒不能要件について、その壁が取り除かれている国がどのような考えに基づくものか、カナダの「No means No型」、スウェーデンの「Yes means Yes型」から、学びました。

No means No とは「不同意は不同意」です。「イヤよ、イヤよも好きのうち」などと言われている日本は、社会的認知があまりにも歪んでいます。

Yes means Yes とは「同意が同意」です。スウェーデンで、この法に改正されてから、性犯罪の有罪率が75%も上がったそうです。日本も、必ず実現させてゆきたいです。

意見の場では、

「男性議員に都合よく決められている」

「今が声を上げる時」

「日本のジェンダーギャップ指数が悪過ぎる」

「男性は裁かれないで、女性の貞操ばかりが強いられる」

「女性が家の中でモノ扱い」

「まるで江戸時代」

などの声が上がりました。声は怒りに満ちていますが、思いは人間愛に基づくものです。私達の人権や尊厳を守る為にも、怒りは大事な感情です。

実際の性被害を話される方々もいました。兄からの性暴力、医師からの性暴力など。三重・伊勢でも、身近にある問題です。

Spring_OneVoiceキャンペーンにも、13名の方が協力して下さいました。

一人の方が

「言いたいことを言おう。みんなで聞こ」

と書いて下さいました。禁忌・タブーにされてきた性の問題ですが、安全安心・信頼の繋がりと共に、分かち合える方法を、みんなで探してゆきたいです。

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