a3.ゆき花のFD活動

fl.a3. 2020年3月6日(金)❁朝日新聞「ひと」欄に掲載

site up 20200306金

朝日新聞の「ひと」欄に掲載されました。記者の甲斐江理子さん、上手に記事にして下さいました。性暴力の重い・辛い内容は、勉強されている若い記者の方でも、難しいと思います。フラワーデモみえの取材には、事前に、一般社団法人Springやフラワーデモ公式の、メディアの皆さまへのお願いを読むようにして頂いています。

2月14日、皇學館大学の食堂で取材を受け、大学内の緑の杜を背景に写真撮影をしました。敢えて場所を大学にしました。性暴力、性犯罪、刑法改正のこの問題を大学の皆さんとも、何か共有するきかっけになれたらと思いました。

特に、宗教の環境では、扱い難しい・話し難い問題であり、宗教は地位関係性に於ける性犯罪問題の、例示に揚げられる主な一つでもあります。全国、世界的な流れで、性差別、性暴力の問題が考えられてきていますが、大学でもその動きや流れは把握していると思います。

伝統・継承の役割を担う一方で、考えるべき・触れるべき性差の問題や、その地位関係性の中で起こり得る(或いはこれまでも存在していたであろう)性暴力、性犯罪の問題を、どう扱うべきか、どう向かい合ったら良いかは、大事な問題かと思います。

主に、トラウマ理解のことを希望して話しました。甲斐さんは、12月の取材の当初から、そのことをよく聞いて下さいました。私自身は、奇跡的に、専門家に繋がれましたが、繋がるまでも・繋がってからも、周囲の理解のないところで、非常に苦労しました。

話しても分からない、名ばかりの地元の医療者・支援者に、トラウマ悪化する非人道な対応をされました。こうして書きながら、動悸がしそうです。

フラワーデモみえのきっかけは、身近な近所に、性被害者の自死者がいたことを知ったことからですが、自死者が出るのもよく分かるような、恐ろしい対応でした。外で複数人で、約束もなくいきなりやって来て、大声で叫び込んだり、壁をドンドン叩いたり、家の周りを監視するようにウロついていて、怯えながら、トラウマセラピーの先生に、助けを求めるように、電話していました。

私は幸い、信用出来る先生に繋がれていたのですが、自死した被害者は、助けを求めても、助けてもらえずに、尊厳を奪われ、絶望して死を選んだと思います。でも、自死者が出るのも、このような状況からは、よく分かるように思いました。

大事なきっかけではるものの、自死者のことは、書かないようにとお願いし、その理解もして下さっていました。4月11日に刊行された『フラワーデモを記録する』は、全国主催者が記していますが、三重の分には、そのことを記しました。自死した方について、サバイバー、当事者のせめて分かり合える者同士の中で、存在させてあげたかったからです。故人の為でもあり、私自身の為でもありました。

沢山のお話をして、メールにもまとめて送り、そうして記事になりました。いち性被害者の、新聞記事としてはパターン化された内容のようでもありますが、よく考えてまとめて下さったと思います。難しいと思います。そして、私を選んで下さったのも、今の大学や地域のこと、人間関係のこと、その背景を踏まえた上で、より良い社会の為にと、考えてのことと思います。

高野山の懐かしい先生も、何年か振りに連絡下さいました。公式の方も声を掛けて下さいました。

私は、性暴力のこのような内容なので、もっと嫌がられるかな、と思っていたのですが、共感の言葉、励ましの言葉を、多く頂きました。私自身の回復のステップを感じました。

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